動物好きの子供たちへ

かわいい犬を見ると誰でもさわったりなでてあげたりしたくなるものです。

しかしどんなに人なつこくかわいい犬でも決していきなり手を出してはいけません。なでたりさわられるのがきらいな犬もいます。
ふれあいたいときは必ず飼い主さんに、「犬にさわってもいいですか。」と訪ねてください。
飼い主さんが大丈夫と言ったら、まずしゃがんでにぎりこぶしを犬の顔の前にそっと出し、犬がこぶしのにおいをかいでうれしそうにしたら、あごの下をゆっくりなでてあげてください。
でも知らない犬にはさわらないで見守るだけにするのが犬に対する本当のマナーなのです。

 

★ 犬の触り方

 

 

飼い主さんに「犬にさわってもいいですか」とたずねてください。

 

「だいじょうぶどうぞ。」と言われたら犬と同じ高さにしゃがんでください。

   
 

手の甲を上にしたにぎりこぶしを犬の顔の前にそっと差し出します。けっして犬の頭の上からさわってはいけません。上から手を出すと犬はこわがります。

 

犬がにぎりこぶしのにおいをかいでうれしそうにしたらあごの下をゆっくりなでてあげてください。


★ 犬の飼い主の方へ

犬の散歩をしているとき、犬にさわりたいという子どもがきたら、自分の犬がどんなにおとなしくても、上記の方法でさわるよう指導してください。
子どもたちは一度間違った方法で覚えてしまうと、本当に危険な犬にも平気で手をだしてしまい思わぬ事故にもなりかねません。犬はいつも安全とは限らないことを教えてあげてください。
また、さわりたい子どもを自分の犬に優しく「おともだちよ」と紹介してあげ犬を安心させてあげてください。
また、自分の犬がかむことがある場合には、おことわりすることも必要です。怖い幼児体験は一生心の傷になってしまうこともあります。


★ 犬の抱き方

片手をいぬの前足の下に入れ、もう片方の手をいぬのお尻か下腹部に当てて抱きます。

★ つながれていない犬に出会ったら

つながれていない大きなこわそうな犬に出会ってしまったら、こわくても決して走って逃げてはいけません。犬は本能的に逃げるものを追いかける習性ががあるのです。電柱になったつもりでじっと立っていてください。
また、犬の目から視線をずらし、けっして、犬の目を見ないでください。犬は見つめられるといかくされていると思うのです。
また、万一転んでしまってもやはりそのまま動かないでそのままじっとしていてください。そうしていれば犬は足下のにおいを嗅いで立ち去ってしまうことが多いのです。


★ 向こうからこわそうな大きな犬がやってきたら

 

 

決して走って逃げようとしてはいけません。まずは電柱になってしまいましょう。

 

犬はくんくんあなたのまわりのにおいを嗅いでいますが、がまんしてじっとしていましょう。

   
 

そのうちに犬はむこうのほうへ行ってしまうでしょう。

 

万が一転んでしまっても、そのままじっとしていましょう

 

★ 保護者の方へ

上記の様な犬への接し方を、普段から、教育としつけの中でお子さんに教えてあげてください。
また、盲導犬や介助犬のような仕事をしている犬にはさわってはいけないことも教えてあげてください。